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シャニマスコミュ/サマー・ミーツ・ワンダーランド考察

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シャイニーぃいっ!
俄霧子P日本代表の蔦谷一です!

今日は2019年7月31日より公開された、シナリオイベント『サマー・ミーツ・ワンダーランド』のオープニングからエンディングまでの全8話のシナリオについて、あらすじを交えて考察していこうと思います!

いやもう、とにかくマジ最高っした!

それでは、早速いぐぅ!


※ネタバレどころかあらすじがそのまま入りますので、シナリオをまだ見れていないという方はご注意を!
考察は、あらすじが終わった最後の方にあります。


オープニング 朝の物語

scene.1

早朝の寮の会話から、物語は始まります。
凛世が夏葉に朝の挨拶をし、咲耶は眠そうな夏葉になにか飲み物は要るかと訊いて、リクエストされた白湯を淹れて持っていきます。

キッチンでは恋鐘と千雪が全員分のお弁当を作っており、智代子と樹里は果穂を迎えに、忙しげに寮を飛び出していきました。

手持ち無沙汰になった咲耶は『大人数の遠出に気分が浮かれているようだ』と独白しながら、早朝の集合のために近辺に前泊したらしい摩美々と、大崎姉妹の様子を見に行くといいます。

(後に分かりますが、この遠出は3泊4日の合同合宿みたいです)


scene.2

バスの停まる大通りにて、プロデューサーとはづきは、メンバーの集合状態を確認。
社長の姿は、なぜかありません(可哀想)。


最後にバスへと乗り込んだのはあさひと愛依でした。
冬子は自宅の位置関係上、フェリーで合流する流れのようです。

バスの中では忘れ物がないか荷物確認が行われます。

この際、結華とイルミネーションスターズの3人の声が確認できます。
どうやら、この4人は事務所と自宅が近いらしく、会話の内容から同じくあさひと愛依も自宅から来ているように思います。

また、咲耶が一緒に様子を見に行くと言っていることから、大崎姉妹の2人は摩美々と同じく前泊組なのかもしれません。


忘れ物がないか確認が終わると、最後にプロデューサーがバスでの移動は1時間、船で3時間の長旅になると告げます。

このことから、目的地は伊豆諸島の神津島であることが推測でき、後のエピソードに登場する遊歩道の背景が、赤崎海水浴場のものと一致することから間違いないかと思われます。

また、神津島には天上山があり、同じく後のエピソードに登場する山はこちらかと思われます。

1話 昼の物語

冒頭のナレーション

「旅のしおり 注意事項」
「誰かと一緒に行動すること」
「貴重品と連絡手段は肌身離さず」
「プロデューサーに行き先を伝えてから移動すること」
「その他は自由」
「思いっきり楽しむこと!」

scene.1
宿から遊歩道(海水浴場)へ向かう途中のイルミネーションスターズの3人

規律通り、プロデューサーにスマートフォンで連絡をする灯織。

すぐに楽しんでおいでと返事が来ると、めぐるは『勿論。展望台や飛び込み台もあるんだから、楽しめないわけがないよ!』と、はしゃいだ声を上げました。

その後すぐに『でも、ハシャギ過ぎないようにしないと。明日は山の方を散策するんだもんね』と、自分を戒めます。

そんな、めぐるの自戒に対して灯織は『うん。頂上まで登れないのは残念だけど』と、並々ならぬ登山への意欲を示します。

真乃は『頂上にいくには本格的に登る必要があるからね…』と灯織に同調した後、『でも、海も楽しみだよね』と話題を切り返します。
そして、今から行く先の遊歩道には、放課後クライマックスガールズが先に乗り込んでいるらしいことを2人に教えました。

なんでも、宿の部屋で一緒になった智代子が、バスの時間に遅れてしまう!っと、大慌てで出ていったとのこと。

それを聞いてめぐるは、同じ部屋割になった樹里が到着するや否やすぐに出ていったのはそういうことだったのかと得心。
灯織も果穂が同じように部屋を飛び出していたのを見たと目撃証言をします。

『流石、放課クラはスケジュールにも勢いがあると』
めぐるが冗談めかすと、思わず三人から笑いが漏れます。

それから3人は『私たちも遅れを取り戻すように張り切っていこう!』
と、かちどきを上げました。

それから、灯織は思い出したように『まってね、いまバス停の位置確認するから』と、道を調べ始めます。
いつも任せっきりでゴメンねと、めぐるが謝ると『ううん、自分が気になってしまうだけだから』と、心配性のさがなのだから気にかけないでとフォローします。

そんな時、イルミネの3人に『どこかにいきたいのかい?』と、見知らぬおばあさんが突然声をかけてきました。

『遊歩道に向かうためにバス停を探しているの』とめぐるが応えると、おばあさんは『それなら、向こうのスーパーの前にあるよ』と、すぐさまレスポンスをくれます。

3人がお礼してからバス停へと歩いて去っていくと、今度はおばあさんの前にあさひが現れました。

『さっきの子達とは一緒じゃないのかい』と、おばあさんが声を掛けると、あさひは『わたしはいま、面白いことを探してるんす』と、平気な顔で規律違反である単独行動をおばあさんに打ち明けます。

『そうなのかい。それなら楽しんでおいで』とおばあさんはあさひを見送りました。


scene.2

ところ変わって、遊歩道。
そこには放課クラの5人の姿が。

5人は仲良く、いっせーのせで一緒に桟橋から海面への飛び込みをしているところでした。

仲睦まじく一度飛び込んだ後は、ヒーローごっこをしながら今度は飛び込んでみたら面白いのではないかと樹里が提案し、一同は賛成します。

『でも、もう一回だけ、みんなで一緒に飛びませんか? すっごく楽しかったので』という、最年少である果穂の可愛らしいお願いに、他4人も頷き合いました。


scene.3

遊歩道とは離れた場所にあるらしい海岸で、あさひは探険をしていました。

そこで彼女は珍しいものを見つけます。

そんなタイミングで、あさひが所属しているユニット、ストレイライトのメンバーである冬優子が彼女の元へとやって来ます。
どうやら、あさひを探していたようです。
『単独行動は禁止されてるでしょ』と、冬優子が窘めますが、当のあさひは知らん顔です。

『そんなことより、珍しいものをみつけたんす』
と、拾ったお宝を見せると、冬優子は『へぇ、ボトルメール』と、あさひが見つけた物が何かを教えてあげます。

ボトルメールの手紙には、ペンフレンドになりたいという旨と、住所らしきものが書いてありました。生憎ながら、住所の部分は読めそうにありません。

そこであさひは機転を利かせてあることを思い付きました。

冬優子からペンを借り、それで返事を書いて、同じようにボトルメールを海に流すと云うのです。


2話 夜の物語

冒頭ナレーションより

「旅のしおり 時間について」
「夕方6時から朝の6時までは旅館の外に出ないこと」
「消灯時間は夜10時」
「夜更かしはいけません、ゆっくり寝ましょう」

3泊4日の内〈1日目夜〉

同じ客室に割り振られた、真乃、結華、智代子、千雪、愛依の5人が消灯時間を過ぎた後に、お喋りをするというエピソード。

せっかくの合宿なのだからと、トランプや枕投げ、肝試しなんかも体験してみたいねと、様々な提案がなされていきます。

そんな中、遊び疲れていた愛依が先に眠ってしまい、皆も気を使って眠りに着きます。

しかし、真乃と千雪は旅の高揚感からか、なかなか寝付けることができませんでした。
そんな2人の気の抜けた会話を盗み聞きしていた結華が笑ってしまい、3人で羊を数えようかという話になって、このエピソードはおしまいです。

2話のエピソードは最初のナレーションの説明以外、全体的に本筋とは関係がないお話になっています。

とりとめのないお喋りといった内容ですが、めっちゃほわっとします。

千雪さんの意外に子供っぽい一面がみられるのが、このエピソードの見所でした。

あと、もう1つ個人的に面白かったのが、眠れない描写を表現するために、天井の木目が描かれた一枚絵が用意されていたことです。
なんて豪華なんだ! じゃなくて、力の入れ処おかしくない!?
この先にも、何度か登場しますが中々にシュールです。


話は逸れますが、別のエピソードにて灯織が眠る客室のメンバーが分かる場面が出てきます。
そのメンバーは灯織、摩美々、果穂、甘奈、あさひでした。

部屋割りがはっきりとしない残りのメンバーは、めぐる・恋鐘・霧子・咲耶・夏葉・樹里・凛世・甜花・冬優子の9名となります。
このメンバーは全員が同じ部屋に割り振られているのか、それとも別々に分けられているのかを知る手掛かりがありません。

人数から考えれば、恐らくはづきさんも合わせて、五人ずつで部屋を分けられていそうですね。

会話の節々からめぐると樹里、それから霧子と甜花は同じ部屋な気がしますが、それも定かではありません。

3話 時の物語

〈2日目昼〉

scene.1

あさひは果穂を誘って、先日流したボトルメールの返事が海岸の同じ場所に届いていないか、確認しに来ていました。

その付き添いとして、灯織が必死に無鉄砲な2人の後ろ姿を追っています。

望み薄な試みのように思えたのですが、昨日あさひが放ったボトルメールの返信はしっかりと同じ海岸に辿り着いていました。
中身を確認すると、こう書いてあります。

「お返事ありがとう。一緒に遊べて嬉しいな。今夜、あなたの前で待ち合わせ」

喜ぶあさひと果穂ですが、灯織は瓶と紙の劣化具合から、昨日書いた返事とは考えにくいのではないかと提言します。

それを聞いた2人は落ち込むかと思いきや、想像力が豊かな果穂が『この瓶は時を越えたってことですか!?』と、逆に大はしゃぎ。

『実験するっす』と、また、あさひは昨日と同じように返事を書いて、ボトルメールを海に放ちます。


scene.2

遊歩道(海水浴場)にて

遊歩道の日陰で休憩中の甘奈と摩美々。
泳いで遊んでいる他のメンバーをみて、『元気だよねぇ』と、摩美々は甘奈に話かけます。

別行動中にある仲良しな双子の姉、甜花を心配しているためか、甘奈は摩美々に話しかけられても生返事気味で、どこか上の空です。

そんな甘奈に摩美々は、単刀直入に甜花は一緒じゃないのかと質問します。
『後日、今日あったことは話し合うって約束してるんだ』と、甘奈が答えると『じゃあ、今、摩美々と話してみてどうでしたぁ』と、摩美々はまた質問を投げかけます。

曰く、ちゃんと説明出来ないと、話を聞いた甜花も楽しめないでしょとのこと。
『えっ、そんなこと急に言われても、困るよぉー』と、摩美々の意地悪に甘奈は翻弄されてしまった様子をみせます。
そんな甘奈をみて摩美々はとてもご満悦。

楽しそうにワイワイとお喋りしている2人に、咲耶はお得意の王子様口調で話しかけました。
他のメンバーたちも、続々と海から上がってきて、日陰にいる二人に海で遊ばないかと誘います。

『海には魚が泳いでいて凄い』と海中の景色が感動的だと教えたり、『潜るのが好ましくないというなら、夏葉が持ってきたスワンフロートもある』と提案もしますが、2人はお喋りが楽しかったのか『今は遠慮しまーす』と、楽しそうにその誘いを断ります。

そんなタイミングで、彼女たちの前にプロデューサーが現れます。

プロデューサーはめぐると咲耶に泳ぐように提案されると、『いや、様子を見にきただけだし。水着も持ってきてないし』と弁明。

しかし、夏葉は売店で水着などは揃えられそうだと教えたあと、『あなたも飛び込みを体験するべきじゃないかしら!』と、怯まず提案。

摩美々は『まあ、カナヅチなプロデューサーには、難しい遊びかもしれませんケドー』と、煽ります。

『いや、泳げるし、マジ卍だし』
と、否定するプロデューサーに、『じゃあ、行ってきた方がいいよ!』と愛依にも後押しされ、ついに彼は職務放棄をし、飛び込むことを決意。

それを受けて、霧子は『それじゃあ、売店はあっちです』と、控え目にプロデューサーを誘導します。


しおりに書かれた規律の意味が半場崩壊した瞬間でもありました。

それにしても、水着姿のアイドルに取り囲まれるとか、…役得過ぎだろ!

4話 鏡の物語

〈2日目夜〉

灯織は一人で夜中に目を覚ましてしまいました。
あさひをはじめとする、同じ客室のメンバーはみんな寝息をたてて眠っています。

食堂で水を飲んで落ち着こうと廊下に出ますが、想像以上に暗く、軽く後込んでしまいます。
電気を点けようかとも逡巡しますが、他のメンバーたちを起こしてしまっては悪いと思い直します。

意を決して、暗い廊下を進んでいくと、角で人影と遭遇し、悲鳴をあげてしまいました。

『落ち着いて、ただのウチらだから!』
と、愛依が声をあげると、その人影の正体に、灯織は気づきます。
それは愛依、千雪、甜花、霧子の4名の人影でした。

愛依と千雪は水分補給とその付き添いに。
甜花は夜しか出現しないゲームのモンスターを倒すことが目的で散策をしていたようで、霧子はその付き添いのようでした。

愛依が、灯織がひとりで食堂まで行くなんて勇気ある行動だと称えた後、『これだけの人数でいれば、仮にヤバイもんをみても、大丈夫っしょ』と冗談めかしていると、『やばいもんみたんすか!?』と、つい先ほど起きたらしいあさひが突然4人の前に現れます。

『まだ見てないし、っていうか見たくもないし!』
と、愛依が答えると、『なーんだ』と、あさひは途端に興味を失ってしまいました。
『じゃあ、お友だちに会ってくるっす』と、4人に告げ、そこを離れようとしたところを他のメンバーは引き留めます。

事情を詳しく訊いてみると、どうやらあさひはボトルメールの返事を真に受けている様子。
要領を得ない5人は『その友達も夜中に遊ぶのは難しいだろうし、朝になってからでも約束は果たせるはず』だと説得し、改心してもらうことに成功。

そんな時、6人は廊下の奥で何かが青く発光するのを目撃します。

光源へと一目散に駆け寄っていくあさひを一同が追うと、そこには大きな鏡が。

愛依と千雪はただならぬ空気を感じるためか、恐ろしくて近寄れません。

怯むようすもなく、あさひは鏡の前を探索しますが、特に何も見つかりませんでした。
そんななか、霧子はあさひの足元に何かが落ちたことを視認します。

『落とした?』
と、あさひにそのおもちゃの切符のような紙片を渡しました。

そこには、こう書かれていました。
「離島発、天上行き ―夏期のみ有効―」


5話 湯の物語

〈3日目夕方〉


scene.1

水着で入れる温泉を堪能する一同。
今日で温泉ともお別れだと、恋鐘は惜しみます。

それに結華は同意し、『半場貸し切り状態だし、せっかくだからみんなでひと暴れでも、どう?』と提案。

それを樹里が『アンタがふざけると収集がつかなくなる』と阻止します。

すると、結華は『そこは放クラの名ツッコミの腕の見せ所では!?』と茶化しますが、樹里は『そんなもんに、なった覚えはねーぞ』と否定。
それを受けて、『まさか、自覚なしであの偉業を!?』と、結華は追撃。

嫌気がさしてきた樹里は、『やめたやめた、まともにやり合ってると、ずっと遊ばれんだ』と、結華を放置することを宣言します。
しかし、結華は『お、じゅりちーも三峰の扱い方慣れてきたじゃん』と、懲りずに茶化します。
『おかげさまでな』
と、樹里は渋々とそれには返事をしました。

その様子に、『結華も樹里も息ぴったりばい!』と、恋鐘が笑います。

『風呂ぐらい、ゆっくり入らせてくれ』と、樹里は飽き飽きした様子。
今日は色々と歩き回ったから脚をほぐしておきたいとのこと。

『マッサージは大切だもんね』と、同調する真乃。
そこに、『西城さんでも、筋肉痛、なる?』と、甜花は素朴な疑問を投げ掛けます。

『そりゃ、なるよ。特に普段動かさない筋肉を動かすとすぐだ。探険も楽じゃねーな』と返答すると、『そ、そうか!』と、甜花は前のめり気味に納得したご様子。
どうやら、筋肉痛になるのは引きこもりがちな自分だけではないのか気になったようです。

一方、横で話を聞いていた冬優子は樹里の発した"探険”という単語に反応。

もしかして同じユニットメンバーのあさひが一緒でなかったかと、それとなく樹里から聞き出します。
『そうだよ』と、なんでもないように応える樹里に、冬優子は一日中あさひに振り回される労力を想像して絶句しました。
それから、『なにか、迷惑をかけていませんでしたか』と、あさひが粗相をしていないか申し訳なさそうに詮索すると、『べつになにも。楽しく遊ばせてもらったよ』というイケメン極まりない返答が樹里から得られ、冬優子は安堵します。

『樹里ちゃんが優しくて助かっちゃった』と、冬優子がお礼を述べると、樹里は照れてしまいます。
更に『たしかに、樹里は面倒見がよかよね~』と、恋鐘お得意の天然たらし発言が追撃となり、樹里は尋常じゃなく狼狽えます。

笑う一同。
そこに千雪と一緒にゆづきが『みなさん、たのしそうですね~』と、入り込んできます。2人は設備内の様々な温泉を巡っていたそうです。

『3泊4日、あっと言う間やった…』
と、恋鐘が名残惜しんでいると、甜花が元気付けようとおずおずと口を開きました。

『甜花、明日、朝しかでないモンスター探しに、幽谷さんとお散歩する約束、した。だから、その…合宿、まだ、終わらない…』
『甜花、良かこというね! 帰るまでが合宿やもんね、やっぱりまだまだ満喫せんば!』


scene.2

『つい、みなさんより長居しちゃいましたね』
『そうだねー、外のお風呂って気持ちよくって』

他のメンバーとは遅れて温泉を出た真乃と冬優子の2人は、下宿先の旅館へと続く道をお喋りしながら辿っていました。

『こうしてゆっくりしていると、アイドルだってこと忘れちゃいそう』
冬優子が憂い気にそう呟き、真乃が心配した時、『お嬢ちゃんたちはアイドルなのかい』と、2人は唐突に老婆から声をかけられます。

真乃はすぐに、その老婆が初日にバス停の場所を教えてくれたおばあさんであると気づきました。
遊歩道が楽しかったと伝えると、『外の人に喜んで貰えると、嬉しいものだねぇ』とおばあさんは漏らします。

すると、冬優子は『そうしたら、もうひとつ喜ばせてくれませんか』と、3人で記念撮影をさせて貰えないだろうかと提案し、お願いします。

おばあさんは『写りがあまりよくないんだけど、許して貰えるかねぇ』と、謙遜しつつも承諾をくれました。

冬優子の合図でシャッターが切られ、写真を確認してもらうと『ああ、よく撮れてる。綺麗だねぇ』と、おばあさんは感心します。

それから、『お嬢ちゃんたちみたいな、綺麗なアイドルが来とるって知ったら、島のもんも喜ぶよ』
と、この出来事を報告したいと申し出ました。

しかし、お忍びで島を訪れていることもあり、二人は他言はしないようにお願いします。
すると、おばあさんは快く同意してくれました。

冬優子は満面の笑みでそれに応えます。
『はい、おばあさんとふゆたちだけの秘密です』


6話 銀河の冒険

〈4日目朝〉


scene.1

灯織が早朝ランニングに出かける準備をしているところに、その異変は顕れました。

朝の6時を過ぎているのに朝日が昇らず、外が夜のように暗いのです。
昨日や一昨日はこんなことはなく、この時間帯は既に明るかったようです。

ゲームのために外出をしようとしていた甜花と霧子も、灯織と並んで旅館の廊下から窓越しの空を眺めて同じことを感じています。

『出かけるのは、外が明るくなるまで待った方が良いでしょうか』
『でも、風野さん。真乃ちゃんたちとジョギングするんじゃ…』
『はい、なので2人にも相談して…』

と、灯織がイルミネのメンバーに連絡を取ろうとしたところに、あさひと果穂が旅館の外へ飛び出していく姿を3人は目撃します。

『部屋にいないと思ったら…。待って2人とも!』


scene.2

海辺に行くために飛び出したあさひと果穂に追い付いた灯織、それから甜花と霧子の三人は、朝とは思えない異常な暗さを理由に、外出は控えるべきだとあさひたちに忠告します。

最初はしおりのルールはすべて守っていると反論するあさひでしたが、他のメンバーたちの説得により引き返すことを渋々了承することにしました。

しかし、いざ帰ろうとしたところ、灯織はあることに気がつきます。

『霧子さん、甜花さん…、旅館って、どっちだか分かりますか?』

皆でも確認しましたが、どこにも来た道がありません。
不思議に思いながらも、あさひを先頭にして、一同は来た方向へと進んでいきます。


scene.3

あさひが先頭に立ってぐんぐんと進んでいきますが、同じような道を何度も通っており、あさひは『全然進んでる感じがしないんっすよね~』と漏らします。

灯織もスマートフォンで連絡を試みますが、電波が圏外のため、それは叶いません。

『お日さまと同じで、電波も隠れてるのかな…』

霧子がそう漏らすのを耳にすると、あさひ以外の3人は不吉な予感から沈黙します。

『歩き始めてから、ずいぶん経っているのに、全然見覚えのある場所に出ないですね。空も暗いままだし。このまま、明るくなるまでじっとしていた方がいいんじゃ…』

灯織がそんなことを呟いた途端、あさひが少し離れた場所に明かりを発見します。

『向こう、明るくなってるっす! 何かあるかもしれないっすよ!』

一同はその明かりに向かって、駆けていきました。

scene.4

『きれい…』
『向こうに見えるの海っすよね!? なんであんなにきらきらしてるっすか!?』
『星も…きらきら…』
『スゴいです…!』
『確かに、すごいけど…。なんでこんなに高いところまで…』

灯織が疑問を抱くのも無理はなく、彼女たちは斜面を登ってきたわけではなかったようです。

その時、あさひが"天上の地”と書かれた、看板か何かを発見したと声を上げました。

灯織は合宿の2日目に山の散策をしていたこともあってか、その地名には聞き覚えがありました。

それはすばり、彼女が行きたがっていた山の頂上に付けられている名前なのでした。
麓から山の頂上に辿り着くには何時間も歩く必要があります。
だとすれば、今自分達がその場所に立っているのはどう考えたって不自然です。

その事をあさひに説明していると、遠くから大きな音が木霊します。

それは汽笛の音のようでした。

『…戻ろう』
甜花の提案に、皆も同意します。

しかし、あさひだけはこの先にどんな景色がみられるのか知りたくて仕様がありません。

そんなあさひの手を、灯織は強引にひいて来た道を引き返します。


scene.5

道を引き返してから暫くすると、見覚えのないトンネルが見つかりました。

トンネルからは強い風が吹き込んできます。

『風の通り道…。きっと、この先に出口があるんだね…』

霧子がそう呟き、5人は意を決してトンネルを潜っていきます。
その時、あさひの持っていたおもちゃの切符が風に吹かれて翔んでいってしまいました。

取りに戻ろうとするあさひの手を、灯織は無理やりひいて進んでいきます。


scene.6

そして、トンネルを抜けて、5人が行き着いた先には、朝日に照らされた見慣れた道がありました。

その時、雲のない空から冷たい雨が、あさひに降り注いでいました。


エンディング 夏休みの秘密

scene.1

場所は港に程近い海岸でしょうか。

『今は晴れているけれど、今朝はスッゴく天気が悪かったって聞きました。だから暗かったんだって』

果穂がそういうと、おばあさんはこう答えます。

『ここじゃ、ままあることさぁ。暗い日には船は汽笛を鳴らすんだよ』

『青い光も夜光虫だろうって話っす。これで謎は解けたっすね!』

『せっかくの不思議だったのになぁ』と、残念がる果穂に、おばあさんは『本当に不思議なことは、そうそう起こらないもんさ』と、諭します。

その時、遠くから冬優子があさひと果穂に呼び掛けます。果穂がそれに返事をしていると、おばあさんはあさひに突然こんなことを云います。

『―ねぇ、お嬢さん。楽しかったかい?』

冬優子が2人の元に辿り着き、果穂が振り替えるとおばあさんの姿が見当たりません。

『帰っちゃったんですか?』と、果穂が訊ねると、『そんなはずは』と、あさひも辺りを見回します。

『あれ?』

しかし、おばあさんは忽然と消えてしまったようで、もう何処にも居ませんでした。


scene.2

旅館から港へと向かう道を大崎姉妹は歩いていました。
甘奈がなにか考え事をしているようだったので、甜花はどうしたのか訊いてみます。

『ううん、3泊4日、あっと言う間だけど、結構長かったなーって。こんなに甜花ちゃんと離れてるの初めてだったから』

『なーちゃん合宿どうだった?』

『もちろん、サイコーだったよ!』

『にへへ…そうか…。甜花もサイコーだったよ。また来たいね』

『うん』


scene.3

同じく、旅館から港へ向かうイルミネーションスターズ

灯織は合宿中に体験した不思議な出来事を相談しようかと悩んでいました。

そんな中、真乃は一人でスマートフォンと難しい顔をしてにらめっこをしていました。

灯織がその理由を聞いたところ、温泉から旅館に帰る途中、冬優子とおばあさんと撮ったあの写真が消えていることに気付いたようでした。

その話を聞いたところ、やはり二人にも自分の不可思議な体験について話そうと決心します。

『船のなかで聞いてくれないかな。私もまだ、整理できてないし、不思議な話なんだけど…』


scene.4

港に程近い海岸

そこでは摩美々とプロデューサー、それから霧子が談笑しています。

どうやら、プロデューサーが初日以降も隠れて何度も飛び込みをしていたのを、みつけた摩美々がからかっているようです。

『頼むから忘れてくれ、摩美々、霧子』

『無理でしょー』

懇願するプロデューサーに、霧子はこう返します。

『ふふ…。うん。きっと忘れない』


scene.5

『ほら、みんな集まり始めちゃってる。遅れたら大変だよ』

『はいっ』

『…』

『あさひちゃーん?』

『どうかしたんですかーっ?』

『なんでもないっす。いま行くっすよーっ!』


考察

言うまでもなく、おばあさんの正体は幽霊か何かだったのでしょう。
ボトルメールも、切符も、おばあさんが、『面白いものを探している』と告げたあさひのために用意したものだったのです。

6話で夜明けが来なかった際、天気が悪くて暗かったのであれば、5人は満点の星空は見えないはずですから。

しかし、これはひと夏の冒険というにはあまりに危険なように思います。
あさひたちが最後に聞いた汽笛は、恐らく銀河鉄道のものだったのでしょう。

広く知られているとおり、宮沢賢治銀河鉄道はカムパネルラをあの世に連れていった、この世とあの世を繋ぐ汽車です。

また、辿り着いたのが、島で一番天に近い山頂であること。
そして、そこの名前が天上の地という名前であるのも意味深です。

あのまま、もしあさひが一人で突っ走っていれば、彼女は神隠しなどに遭っていたかもしれません。

因みに、トンネルを潜った先で天気雨に見舞われたのは、狐の嫁入りという不思議体験であるという側面もあるでしょうが、小説の銀河鉄道でジョバンニが目を覚ます際に、頬に冷たい涙が伝っていたことの再現でないかとも考えられます。

また、作中では触れられていませんが、ボトルメールの『あなたの前で待ち合わせ』という文面は暗号となっており、"あなたの前”はどうやら、自分が映る"鏡の前”のことだったようです。

さらに細かいのが、5話の最後に真乃と冬優子が例のおばあさんと撮影した写真が消えていましたが、おばあさんが写真を撮る際に『写りが悪くて申し訳ないけれど』と、言っているんですね。

このように、細かい伏線が散りばめられているのも、大変面白かったなと思います。
もしかすると、他にも沢山あるかもしれませんので、みなさんも探してみては如何でしょう。


それにしても、あさひちゃんの反抗期入ったリアル中学生ムーヴにはやきもきさせられました。
思慮深い分、果穂ちゃんのが、百倍大人に見えます。

ユニットメンバーも手を焼いてるようだし、もうちょっと大人になってほしいぞ!
というか、このままだとマジで誘拐とかされないか、おじさん不安っす!


おまけ1 今回披露された三峰のあだ名集

貴重な別ユニットのメンバーへの呼称です。

 真乃:まののん

智代子:チョコ
 樹里:じゅりちー

 甜花:てんちゃん
 千雪:千雪姉さん

 愛依:めいめい

他のメンバーはどう呼んでいるのかも気になるところですね!

…個人的には三峰のあだ名呼び以上に、千雪さんがはづきさんを呼び捨てにしてるのが衝撃でした。


おまけ2 2周目で気づくこと

オープニングの最初に入るナレーション

『びゅうびゅうと風が吹く夜明け』
『古びた手紙、鏡の誘い、真夜中の汽笛』
『少しだけ、不思議な夏の物語』
『これは最初の朝』
『眠気とドキドキの入り交じる旅立ちの日』

これらは、6話で直接不思議体験をするメンバー5人がそれぞれ読み上げていました。


おまけ3 霧子人外説

オープニングエピソードでは各メンバーの居住地がなんとなく分かるようになっていますが、例外的に霧子だけが名前すら登場せず、分からないようになっています。
(加えて、これはただの偶然かもしれませんが、彼女が割り振りられた客室は描写が無く、霧子が他のメンバーと眠っているかが不明瞭です)

また、霧子のカードにあてがわれたコミュには、どこか現実感がかけているものが多く存在します。
妖怪が過去の記憶まで改竄して建物や人の場所を移動してしまうという話が登場するものや、胡蝶の夢を題材とした雲をつかむような話もあります。

さらにゲーム内で読める4コマ漫画では、シーツの中から忽然と姿を消してみせるという悪戯で摩美々を驚かせていました。

これらの話を統合すると、霧子は実体を持たない
集合思念体である説が浮上するのです。

このイベントコミュの言動も、全体的に意味深なものが多く、どこか怪しげです。

森羅万象、形があるものは"さん”をつけて呼ぶ霧子ですが、本コミュ4話の『鏡は鏡だから(怖くないよ)』という台詞では、鏡にさん付けをしていませんでした。
たまたま、という可能性もありますが、これはおばあさんと同じく、鏡を普段からゲートのような形で利用することがあるからではないでしょうか?
(鏡の前の青い発光体は、おばあさんの人魂だったと仮定しています)
いや、暴論ですかね。

なんにせよ、霧子が集合思念体説は個人的にすごく推していきたいです。
だって、そんな裏設定めっちゃおもろいやん。



はーい、考察は以上になりまーっつ!
如何でしたでしょうか。

もし、コミュ見てないのに、この記事を先に全部読んだ方がいらっしゃれば、実際にコミュも見てみてほしいっす。
上記のあらすじは台詞を大分はしょってるので。

イベントは2019年8月13日の夕方3時までです!
コミュを見る条件はそこまでハードではありませんでしたので、比較的簡単に楽しめるかと思います!

アイドルたちの魅力溢れるやり取りを是非堪能下さい!


それでは、また会う日まで。
ちゃお!