どうも、俄一ノ瀬志希担当日本代表の蔦谷一です。
デレマスに多少なりとも精通している方ではないとわからない話をいまからします。
デレステ初心者の方にでも理解るように説明しようという配慮はありません。ご容赦ください。
加えて、コミュのあらすじも呈示しておりません。
なので、実際に5話までこのコミュを視聴した方でないとティンと来ない不親切な記事となっていますので、重ねてご了承願います。
それでは、早速いぐぅ!
コミュ総評
いち志希Pとしては、志希のキャラクターを掘り下げてくれたという点を、高く評価しています。
それは、マドモアゼル宮本さんとプロデューサー、それから飛鳥君に対する、彼女が抱く印象が知れた点。
それから、レッスン等をサボる動機、やる気にさせる方法、アイドルを続けられている理由なども知れましたね。
これらは二次創作班には貴重なデータとなることでしょう!
やったぜ、志希P大勝利!
頼むぜ、二次創作の神たち!
(飛鳥P視点ではどのように映るのかは、正直のところよく分かりません。すんません。)
楽曲について
二人のユニット曲であり、劇中歌ともいえるこの『バベル』は、歌詞が非常に凝っています。
まず、サビに入る前までは『二人の会話』が歌詞となっており、歌のパート分けによって、どの部分がどちらの台詞なのかが解る仕組みになっています。
しかし、サビ以降ではまた趣向が変わり、ここから先は、このユニットが辿る『運命』についてが歌われています。
サビ部分の構成についての説明する前に、大前提として確認すべき事柄があります。
それは、志希と飛鳥の共通点に『知的好奇心が強い』という点が挙げられることです。
また、共通点は他にもあり、コミュ内で本人たちが独白している通り、二人とも『ダウナー系』な性質があり、それでいて、短絡的な言動に走りがちです。
その性質が歌詞に顕れているのが、サビの『花のない果実』の部分になります。
この果実は、知恵の実のメタファーであり、『禁忌を犯してでも、知りたいことは追求すべきだ』という、彼女たちの生き様が、そこに表現されているのです。
つまり、サビ部分は一見して天使と悪魔の邂逅が生む悲劇的な結末についてが歌われているように見えるのですが、それと同時に、志希と飛鳥の二人がユニットを組んだときに生じるであろう化学変化と=(イコール)で結ばれる『回答』も表現しているのです。
では、ここらで、実際に歌詞を見てみましょう!
「」内は、志希。
『』内は、飛鳥君パートです。
「禁断を想起する完璧で愚かな魂-アニマ-
焦燥すら失せた街中 ノイズの歌」
『諧謔的なキミは甘い蜜を啜って 諦観的なボクら退屈に気がついた』
「膠着する感受性」
『可視化しかけてる共鳴』
「相対するYou&Me」
『観察できないエントロピー』
「誰かに刻まれたシストロン」
『生まれ変わる果ての進化論』
「ならばそこでキミは何を見せてくれるの?」
(~ここから先がサビ~)
『結末はいま 意味を重ねる 名前も知らない場所へ』
「楽園を飾る祈りはただ 剥がれ落ちていく幻」
「『筋書き通りのセカイならば 孤独さえキミに預けよう 花のない果実を二人齧って 鳴り響いた終焉-サイゴ-のフレーズ」』
とあるどうでもいい仮説
『バベルの塔で逢瀬をする、天使と悪魔』という、コンセプトは元からあり、楽曲の歌詞はそれに沿って作られているかと思います。
しかし、恐らくこのコミュは、曲が出来上がった後に、歌詞に準えて作られたのではないかと推察します。
というのも、コミュの内容があまりにも歌詞とシンクロし過ぎているように思うからです。
まず、楽曲のサビ前までの歌詞は、コミュの二話までの二人の『相対』している様子と、交わされる『会話』の内容が綺麗に一致しています。
そして、サビは三話以降のお話と以下の点のシンクロしているのです。
・劇中劇と二人の在り方が重なり合う様
・悲劇の結末という運命に『叛逆』する様
・叛逆がもたらした結末(終焉のフレーズ)とは~
また、このコミュの中には大きく別けて三つのエピソードが存在します。
1つめは、楽曲の世界
2つめは、劇中劇の世界
3つめは、志希と飛鳥のコミュニティ
です。
これら、三つの世界観は互いにリンクしており、とりわけて楽曲は他のエピソード同士を結びつける互換性を持っており、中立的です。
これは、楽曲からインスピレーションを得て、コミュが後から作られた左証にならないでしょうか!
…え、逆だろって?
…うん、そうかもね。
(でも、僕はそうだと思うんだ)
解説は以上です!
なんか、思い付きを書きなぐるだけの記事になってしまいましたが、ここまで読んでくれた貴方はきっと志希Pでしょうね!
しかし、いやはや。
エンディングはどのような内容になるのか、非常に楽しみですね。
それでは! イベント走る方は頑張ってください!
(イベント終了! 闇飲まっ、味噌煮込み!:2019年7月30日追及)