理解りみ深し君

理解りみの深いブログ

京アニ放火犯の動機について

どうもー。
僕もワナビーの端くれ、蔦谷一です!

先日、2019年7月18日にあった京都アニメーションの第一スタジオが放火被害にあったという報道がありました。

今日は続報を受けて僕が感じたことを綴ります。


一夜明けた今朝の続報によると死者の数は33人に膨れ上がりました。
(続報によると死者は35人へ:7/27追記)
一部報道によると、犯人は動機について『自作の小説が盗窃されたから』と供述しているようです。

多くの人は、その供述を聞いて、独りよがりの勘違いだと判断し、犯人が精神に異常をきたしているのだと判断するのでしょう。
警察も彼の逆恨みではないかと疑っているようです。

かくいう僕も同意見です。

まず、小説の盗作を疑うなら脚本家や監督などの特定の『個人』を疑うはずでしょう。

多くの作家(特に脚本家)は複数のアニメーション会社を又にかけて活動をしています。
盗作した人物を特定できなかったからといって、製作会社を攻撃して、作家への報復になるとは限りません。

彼が襲ったのが京都アニメーションという、『団体』を攻撃しているのは供述と矛盾しているように感じます。

このことから、犯人の男性(青葉容疑者)は『盗作されたことへの怨恨』よりも、『京都アニメーションに対する憎悪』にフォーカスが固定されていたことが分かります。

犯罪の種類は異なるのですが、ストーカーの分類の中に憎悪型というものがあります。これは、ターゲットの女性に好意を持って近づくのではなく、ストレスの発散を目的に嫌がらせとして付きまとったりする人たちのことです。
上記のストーカーはターゲットを狙った動機が曖昧でいい加減なものが多く、そういった点も含めて、容疑者の発言と一致します。

容疑者はコンビニ強盗の前科があるとのことらしく、貧困に苛まれ、社会や生活に不満を抱いていたことは想像に難くありません。

彼の動機の根本には、人生への苛立ちが隠れているのではないかと、僕は思うのです。


しかし、『盗作された』という発言は被害妄想の症状とも取れるため、統合失調症などの精神疾患を患っているとも捉えられます。
また、短絡的な行動にでることから、脳(主に前頭前皮質腹内側部など)の外傷があることも予想されます。

今後、彼の弁護団は精神鑑定や脳検査の結果をあてにすることとなるでしょう。


予想される容疑者の人柄

唐突ですが、まだ報道されていない容疑者の二つの特徴を予言します。
多分当たります。
知らんけど。
(一部メディアの続報により、事実との一致が確認できました:7/20追記)

①彼は幼い頃に両親、ないしは片親と、何らかの理由で離ればなれになっています。
そうでない場合は、暴力やネグレクトによる虐待を両親から受けていたことでしょう。
(続報によると、実際に幼少期に両親が離婚していたようです:7/20追記)

②また人付き合いが苦手であり、周囲に気兼ねなく話せる友人や、家族などの同居人もいなかったはずです。
(続報によると、学生時代は不登校"がち”であったそうです。また、これは19日時点でも既に報道はされていましたが、未婚で独り暮らしであり、職や住居を転々としていたとのこと。少なくとも、日常的に毎日"顔を合わせて会話”する相手は居なかったようです:7/21追記)

上記に書いた二つの予想は、僕の感覚的な当てずっぽうという訳ではありません。
ちゃんとした心理学的な根拠がありますとも、ええ。


まず、①について。
これは、単純に無差別殺人に走る人間の多くに共通する特徴なのです。
詳しい説明は昨日の記事にも書いたことですので、割愛します。


次に、②について。
これは、彼を現実に引き戻す為に必要となる、会話がなされていなかったということが予想されるからです。

会話は、自分の思考回路が異常をきたしていることを気づかせるのに、有力なツールです。
人に悩みを打ち明けると、自分の意見を再度客観的に見直すことができます。

皆さんも人に勉強を教えたり、なにかの作業内容をレクチャーする立場になる機会があるかと思います。
その際、自分が言っている情報が曖昧でないかと急に心配になったり、また、他人からの質問に上手く答えられなかったという失敗談もあることでしょう。

自分の考えを他人に話し、第三者のフィルターを通すことは、思考を修正・補完する機会が与えられるということなのです。

容疑者はそういった機会に恵まれていなかったのではないでしょうか。
人殺しを行うほど自分を追い詰めていた怒りを相談する相手がいなかったのです。


悲劇が繰り返されぬ為には

いや、僕、考えました。
無差別大量殺人を減らす方法です。
以下、三項目に纏めました。

その一、
離婚を禁止する。

その二、
もしくは、子育てロボットの開発を急ぎ、育児を全任する法律を作る。

その三、
『OKグーグル、京アニ焼く方法』
『なにがあったか訊かせてください。マイブラザー』
『ぐすんっ。あのね、グーグル…』
…みたいな機能を搭載する。

というのは、半分冗談ですが、半分は至って本気です。

要は、親に依存せず養育環境が整うような体制を整え、友達がいなくても手軽に人生相談できるようなシステムを作り上げれば万事解決な訳です。

まあ、実現は非常に難しいですが。

しかし、ここで僕が主張したいのは、『ひとりの異常者によってもたらされた悲劇』で片付けては、何にも解決にならないということです。

一人一人が、無差別殺傷事件を起こすルーツを認知し、防ごうという意識を共通して持つことで、今後何かが変わるのではないでしょうか。

なんて大層なこといっていますが、これ全部僕が読んだ参考書の受け売りなんでね。

まあ、そういうことですよ。